2011年日本管打楽器コンクールのサクソフォン部門にて史上最年少で優勝し、全部門を通しての最優秀者に贈られる特別大賞(内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)も受賞した、現在東京藝術大学4年生の
上野耕平。待望のデビュー・アルバム
『アドルフに告ぐ』(COCQ-85070 2,500円 + 税)を10月22日(水)にリリースします。
アルバム・タイトルにある“アドルフ”は、サクソフォンの生みの親であるアドルフ・サックスに因んだもの。同名の漫画が思い浮かび、一瞬ドキッとさせられます。アドルフ・サックスの生誕から200年を数える今年、サックス界の新星から楽器の生みの親へ向けたメッセージの発信です。
“1音”で聴き手を圧倒できる音を追及していく上野は、「サックスは宇宙と同じで誰もその涯(はて)まで行った人はいない。未知の魅力はまだまだある」と語ります。本デビュー盤は、サックスの“クラシック曲”にあたるものから、コンクールや入試試験の課題曲になるような“定番曲”までを収録。楽器の魅力、そして上野の魅力を十二分に伝える内容となっています。
アルバムからあふれ出る、狂おしいほどの音の色彩感。その音は、聴く者をまろやかに挑発します。ドキッとさせられるのは、タイトルだけではないようです。