12月3日(水)に発売される、
AC/DCの6年ぶりとなるアルバム
『ロック・オア・バスト』より、1stシングル「プレイボール」のミュージック・ビデオが公開されました。この曲は、先日行なわれたMLB(メジャーリーグ・ベースボール)のポストシーズン / キャンペーン・ソングとしてオンエアされ、iTunes Storeでのアルバム予約数は早くも世界20ヵ国で1位獲得、21ヵ国でトップ5入りを果たしています。
MVを監督したのは、AC/DCのこれまで発表したほぼすべての映像作品を手がけ、さらには
デヴィッド・ボウイ、
クイーン、
フレディ・マーキュリーといった多くのアーティストのMVも制作している大御所、デヴィッド・マレット。演奏シーンをベースに、タイトルの“プレイボール”にちなみ、サッカー、ビリヤード、アメフト、ビーチ・バレーなど、さまざまな球技の映像が挿入され、デヴィッド監督の最初期作品で出世作でもあるクイーン「バイシクル・レース」(1978年)を彷彿とさせる手法がとられています。
アルバム発売が迫る中、9月にはオリジナル・メンバーでヤング兄弟の兄であるマルコム・ヤング(リズム・ギター)が認知症のためバンド活動に参加できなくなったというニュースが世界中を駆け巡り、また先週はドラムのフィル・ラッドの逮捕(嫌疑不十分でその日のうちに釈放)というさらなるビッグ・ニュースが世界中で報道されたAC/DC。公式コメントでは、「俺たちも報道で初めて知って驚いている。フィルがAC/DCの活動に参加できない状況であっても、俺たちはこの新作『ロック・オア・バスト』を12月に発売するし、来年開始するツアーも予定通り行なうよ。それ以上言うことは何もないね」と、発表されています。