90年代ブリット・ポップ・シーンを牽引してきた
スーパーグラスのフロントマンとして高い人気を誇るソングライター、
ギャズ・クームス(Gaz Coombes)が3年ぶりソロ2作目
『マタドール』を来年1月にリリースすることが決定しました。
2013年、英オックスフォードの自身のスタジオとコートヤード・スタジオにてレコーディングを開始し、アナログ・シンセサイザーなどほとんどすべての楽器をギャズ自身が演奏しつつもエンジニアのイアン・ダヴェンポート(スーパーグラス、20-20s、ダイナソー・パイルアップなど)とともに制作を行なったという本作。スーパーグラス譲りのダークでドラッギーな曲、妻と一緒に書いたというロマンティック・ソングや普遍的な楽曲が今作には収録されています。すでにビデオが公開されている「Buffalo」には、実弟であり20-20sのメンバーでもあるチャーリー・クームスもシンセサイザーで参加しています。
2012年に発表した前作
『ヒア・カム・ザ・ボムス』はNMEで8点(10点満点中)を獲得するなど各媒体で高く評価され、2012年にはHostess Club Weekenderに出演するなどソロ・アーティストとしてのライヴ活動も精力的に行っています。今作アルバム・リリースに先立ってUKの名門デパート、John Lewisのキャンペーンの為に
ザ・キンクス「This Time Tomorrow」をカヴァーし、その存在感をあらためて示しています。
「ある意味、俺はソロ・デビュー作ではアイディアを詰め込みすぎたんだと思う、デビュー作の性なのかもしれないけど。今回のレコーディングでは もっとリラックスして直球で攻めたんだ。だけど、俺が今までやった来たサウンドと似たようなものには絶対したくなかったんだ」と、ギャズ本人は語っています。