2001年のバンド結成からこれまで、クラブジャズ・シーンにおいて日本を代表するバンドの一つとしてワールドワイドにその名を
知らしめた
quasimode。2006年にアルバム・デビュー、2ndアルバム
『The Land of Freedom』は、
ジャイルス・ピーターソンにも高く評価され、全世界発売を果たしました。2009年にジャズの名門ブルーノートと契約、順調にリリースを重ね、また国内外の各地にて積極的な公演活動を行なってきましたが、2015年2月23日(月)名古屋、24日(火)大阪、そして28日(土)の東京公演をもって無期限の活動休止期間に入ることを発表しました。
2月の公演はこれまでゆかりのあるビルボードライブ東京、ビルボードライブ大阪、名古屋ブルーノートで休止前の最後の公演を行なうことが決定しました。2部構成となるこの公演は、1stステージを“Hot Side”、2ndステージを“Cool Side”と銘打ち、一晩を通して、これまでのquasimodeの活動の集大成となる構成。大いにquasimode Soundに浸りたい公演です。
■Massage From Yusuke Hirado
「親愛なるファンの皆様、そして関係者の皆様
JAZZをたくさんの人に広めたい。そしてJAZZを好きになってもらいたい、そう願いを込めて2001年にバンド結成して13年間。僕たちはquasimodeとして一所懸命に突っ走ってきましたが、メンバー各々のこれからの音楽的方向性の模索等、これから考えていかなくてはならない事も多く、それを各々がしっかりと実現させるためにquasimodeを2015年2月の東名阪ツアーをもちまして、活動休止を決定致しました。
たくさんの良い思い出がありました。数多くの研鑽、そして皆様との出会い、このバンドではたくさんのものを得る事ができました。何ものにも変えられない、僕らの貴重な財産です。
これから4人は、別々の道を模索していく事になります。
quasimodeで培ったJAZZを元に、これからも大きく成長していきたいと思ってます。どうぞ見守って頂けると幸いです。活動休止の期限は設けていませんが、またこの4人が集まったときには、これまでよりももっともっと素晴らしい音楽体験を、皆さんにご提供出来るよう、それぞれ切磋琢磨して参ります。
そして最後に…多くの方々の支え、ご協力があって、ここまで歩いてこれたのは言うまでもありません。心より感謝申し上げます。この4人は本当に幸せものです。ありがとうございました」平戸祐介(quasimode)