現在ニューヨークを拠点に活動するギタリスト、
金澤悠人の日本デビューとなるアルバム
『EARTHWARDS』(APLS-1411 2,500円 + 税)が12月10日(水)にリリースされます。
金澤は1986年、東京生まれ。米・バークリー音大を卒業後もアメリカに留まり現在はニューヨークを拠点に活動しています。日本デビューとなった本作は2013年に米・インテロバング・レコーズより発表され、
ジョシュア・レッドマンが審査員を務めた国際作曲コンペ2013にて収録曲「Truth & the Abstract Blues feat. Kurt Elling」がジャズ部門1位に選ばれた力作です。参加メンバーは
ウェイン・ショーターとともに来日したドラマーのジョナサン・ピンソンを始め、
寺久保エレナ・カルテットにて初来日を果たしたベーシストのズウェラケ・デュマ・ベル・レ・ペレ、自己アルバムにて
マーカス・ミラーと共演しているクラリネットのフェリックス・ペイクリ、2枚のリーダー作を発表し、
デイブ・リーブマンらと共演経験のあるサックスの
マリオ・カストロに加え、ゲストにはグラミー賞常連のシンガー、
カート・エリングという豪華さです。
アルバム名“EARTHWARDS”の由来は参加メンバーが日本、アメリカ、南アフリカ、ノルウェー、プエルトリコと異なる文化出身であることと、自身が影響を受けたアレクサンダー・テクニークの理念に基づいているとのこと。音楽性もジャズ、クラシック、ロック等、それぞれの曲が異なるジャンルを包括しながらアルバムとして統一感のあるコンテンポラリー・サウンドを作り上げています。また、シリアで戦場カメラマンとしても活躍しているフォトグラファー鈴木雄介によるアルバム・カヴァーも注目です。