幼い子供の心の成長を瑞々しく描いた
西 加奈子の傑作小説を完全映画化、監督をつとめた
行定 勲をして「芦田愛菜がいなければ映画化出来なかった」と言わしめた、
芦田愛菜の初となる単独主演作『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』が
Blu-ray&
DVDとなって12月17日(水)に発売されました。
行定は本作に寄せて、「〈イマジン〉と言えばジョン・レノンの名曲ですが、あの歌を歌詞を吟味して、自分なりの解釈をした西加奈子の小説を読んだとき、これは今の世の中に一番大切なことだと思った。正直、僕はあの忌野清志郎がジョン・レノンの歌を認め日本語の歌詞にして、やっと本当の意味で興味を持ちました。僕はミュージシャンじゃないからジョン・レノンや忌野清志郎のように〈イマジン〉を歌うことはできないが、映画で〈イマジン〉って叫べるんじゃないか、彼らの〈イマジン〉を受け継ごうと思ったんです。だからこれは相手の気持ちを想像することで世界を繋げようとする少女の〈イマジン〉する映画になりました」とコメント。
また、芦田も、「私も学校でお友達とケンカしたりしますが、主人公のこっこちゃんを演じて、友達の気持ちを“イマジン”してからお話したり、行動するようになりました。もちろん、演じる上でも“イマジン”はスゴく大事だと思います。役に入る時には、この子はどう行動するだろう……、どう考えるだろう……といつも想像しています」と、言葉を寄せています。
誰もが経験した小学三年生の夏――賑やかな大家族と幸せに過ごしているものの、そんな幸せを疎ましいと思う、ちょっと変わった女の子“こっこ”の心の成長を描き、普遍のテーマを色鮮やかに描いた感動作『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』にご注目ください。
(C)2014「円卓」製作委員会