2014年は3月と10月に二度の来日を果たし、日本のファンを喜ばせてくれた
ネルソン・フレイレ(Nelson Freire)。70歳を迎えて初となる待望のショパン・アルバム
『ショパン:ピアノ協奏曲第2番 他』(UCCD-1405 2,600円 + 税)が1月21日(水)に発売されます。
1944年、ブラジルに生まれたフレイレ。57年、12歳でリオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・コンクールに入賞し、64年にヴィアンナ・ダ・モッタ国際コンクール(リスボン)で優勝、ロンドンでディヌ・リパッティ・メダルおよびハリエット・コーエン・メダルを授与されました。 2002年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジークより最優秀ソリストに選出され、2005年1月にヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク名誉賞を受賞。2011年1月、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した、現代きっての名手です。
ショパン没後150年の1999年、ショパンの祖国ポーランドに招かれショパンのピアノ協奏曲第2番を弾いて大成功をおさめたフレイレ。2001年にデッカと契約後もショパン作品を積極的に録音するなど、フレイレを語る上でショパンは欠かせない作曲家といえます。今作は、協奏曲第2番をメインに、ピアノ・ソロ作品をカップリングした1枚。フレイレにとっては10年ぶりのショパン録音で、ファンにとっても待望のアルバムといえるでしょう。
■2015年1月21日(水)発売
『ショパン:ピアノ協奏曲第2番 他』UCCD-1405 2,600円 + 税
[収録曲]
ショパン:
01. 即興曲変ト長調op.51
02. バラード第4番ヘ短調op.52
03. 子守歌変ニ長調op.57
04.〜06. 3つのマズルカop.50
07. ポロネーズ第6番変イ長調op.53「英雄」
08〜10. ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21
[演奏]
ネルソン・フレイレ(p) / リオネル・ブランギエ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(08〜10)
[録音]
2013年12月19日, 20日 ハンブルク“フリードリヒ・エーベルト・ハレ”(01〜07)
2013年3月3日〜5日 ケルン“フィルハーモニー”(08〜10)