ゴールデンウィーク期間の東京の風物詩となりつつある音楽祭、“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン”。大人から子供まで楽しめる、日本を代表するクラシック音楽の祭典です。その開催概要とテーマについて、続報が届きました！公式サイト（www.lfj.jp）も1月23日（金）オープンです。

　気になる今年の〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015〉のテーマは“PASSIONS（パシオン） 恋と祈りといのちの音楽”。これまでのLFJは作曲家や時代、地域などクラシック音楽の文脈に沿ったテーマを掲げてきましたが、これからはもっと普遍的なキーワードをテーマに設定することへ一新。時代やジャンルを超えた広がりのあるプログラムを展開し、これまで以上にワクワクする冒険と発見に満ちた音楽の旅を楽しめそうです。

　“パシオン”とは、魂の奥底からあふれ出る強い感情のことです。ルネサンス期から現代にいたる音楽の長い歴史の中で、作曲家たちが人間の生の営みや魂、感情といった言葉では言い表せぬものをどのように音楽化してきたのでしょうか？ 今年のラ・フォル・ジュルネでは、人間の文化を貫く普遍的な感性であるパシオンの広大な音楽世界に、“恋”“祈り”“いのち”という３つの切り口から迫ります。インスピレーションに富んだ魅力あふれる作品の数々は、クラシックファンだけではなく、映画や文学のファンの方々にもお楽しみいただけることでしょう。