2月7日よりスタートした東京・テアトル新宿でのレイトショーが14日間の上映期間中11日間が満員御礼、同館のレイトショー1週目実写作品興行収入が歴代1位(96年以降)を記録し大ヒット中の「劇場版 BiSキャノンボール2014」。2月21日からは、東京・シネマート新宿、京都・立誠シネマ、兵庫・神戸 元町映画館、福岡・中洲大洋映画劇場にて上映開始、以降全国での上映が続々予定されています。
「劇場版 BiSキャノンボール2014」は、昨年7月に神奈川・横浜アリーナにて開催された
BiSの解散ライヴ〈BiSなりの武道館〉に6人のAV監督が潜入するというドキュメンタリー企画としてスタートし、メンバー1人につき1人の監督がライヴ前後の3日間を密着撮影。名匠・カンパニー松尾監督が大作として完成させた作品。
シネマート新宿では2月25日(水)・27日(金)、20:35の回上映終了後にトークショーを開催。25日は
カンパニー松尾監督とビーバップみのる監督、27日は平澤大輔監督とメンバー中“最も過酷な体験”をしたという
テンテンコが登場します。
「大ヒットやったあ!」と言いたいところですが、本作はそんな単純なお話ではありません。
BiSなりの解散ドキュメントをテーマに、6人のアイドルと6人のAV監督、それにひとりのマネージャーが交わった本気と狂気のドキュメンタリーです。
なので笑いと涙、最後に汁も流れます。
大人達の悪ノリから始まり、楽しい出会いがあり、ぶつかり、拒絶されたりされなかったり、あきらめたりあきらめなかったり。
アイドルとは、ビジネスとは、個人とは、組織とは、と色んな問題が浮き出てきます。
それを敢えていびつなまま提示してます。
なので受け取る立場で色んな見え方があると思います。
多くの方に見ていただき、色んなことを感じてもらえれば嬉しいです。
そんなこんなで今度も上映は続きます。
五感をフル稼動してご鑑賞ください。
もやもやするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。――カンパニー松尾