本作のレコーディングは、昨年夏と秋にかけてパリにあるTranquille Le Chat Studiosにて行なわれました。プロデューサーは、フェニックスの最新作『バンクラプト!』にレコーディング・エンジニアなどで参加したLaurent d’Herbecourt。
アルバムに関してヴォーカルのトム・バークは以下のように語っています。 「このアルバムタイトルは、そこ(欧州)に実際に住む生身の人間のことというより、もっと観念的なものなんだ。(欧州のもつ)分かち合いや(それぞれの国が集まってできた)統合性の精神、それに変化を恐れることのない意思という、そういう考え方を指したものさ」「〈Waiting For Your Lover〉という曲に、こういう一節があるんだ、“すべては今夜変えられる”。みんな絶対に諦めちゃダメだ、つねに前へ進んで逆境を乗り越えるんだ。僕らがこのアルバムでで伝えようとしたのは、まさにそういう思いさ」