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D・フリードマン新作発表!S・ラファロとの貴重な共演盤も再発!!

ドン・フリードマン   2004/04/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 “ジャズを聴いてて良かった!!”・・・心からそう思えるアルバムが登場します!! 今年、ルイス・ナッシュジョージ・ムラーツとのトリオで、アルバム『マイ・フェイバリット・シングス』を発売したばかりの“ドン・フリードマン”が、5月19日に早くも新作『タイムレス』(VRCL-18817 \2,835(税込):SA-CDハイブリット仕様)を発売する予定です!!
 もはや“『サークルワルツ』(写真)の・・・”なんて肩書きは全く必要ないくらい、21世紀に入ってからも活発に活動し、『サークルワルツ』に劣らぬ美しい作品を次々と発表しているドン・フリードマン。とはいえ、今回の新作では、今までのイメージを覆すような作品に仕上がっているようです。“ドン・フリードマン VIPトリオ”と、かなり気合いの入った名義を名乗っての作品となる本作。その気になる“VIP”な人達はと言うと・・・

・ドン・フリードマン(p)
ジョン・パティトゥッチ(b)
オマー・ハキム(ds)

 と、“キタァ〜!”と叫びたくなるような、誰もが予想しなかったこの面子!! “誰が誰と何を演るか?”がジャズの醍醐味のひとつでもありますが、これはまさに未知との遭遇。超強力なトリオの誕生なのでは?
 これまでビル・エヴァンス派と言われ、知的でリリカルなタッチに人気があったドン・フリードマンですが、ファンの方ならご存知の通り、そもそもアグレッシブな魅力も持っているアーティストなだけに、技巧派ジョン・パティトゥッチと、ロックもOKなマイルス門下生オマー・ハキムを迎えて、さらにテンションが上がること間違いなし!! この顔合わせを実現させた、発売元の“Eighty-Eight’s”によると、レコーディングはまさに一触即発、真剣同志の丁々発止・・・と言うような緊張感漂うものだったそうで、“スリル”“スピード”といった、これまでのドン・フリードマンには無縁と思われがちであったキーワードも連発する、とにかく凄い内容とのこと!! いやはや、これは楽しみでなりませんね? 
 なお、同作品はアナログ盤(VRJL-18817 \3,360(税込))でも発売される予定。ご存知の通り、“Eighty-Eight’s”の基本仕様である重量盤、超高音質、ダブルジャケットの逸品での発売ですから、アナログ派は迷わずこちらをどうぞ!! 

 そして、ドン・フリードマン関連のニュースをもう1つご紹介。なんと、4月20日に魅惑のリイシューが発売される予定です!!
 まずは、ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビィ』の名演があまりに有名な“あの人”との共演盤!! 25歳で他界し、実働5年間でジャズ・ベースの全てを変えた、伝説のベーシスト“スコット・ラファロ”とフリードマンが共演した極めてプライベートな作品『スコット・ラファロの思い出』(CMJD-20001 \2,100(税込))がそれ! これはドン・フリードマンが25年間もの間、ひっそりと秘蔵していた未発表テープをCD化したものだそうで、何年もの間、問い合わせが絶えなかったと言う、まさに究極のレア音源! 今回、高音質にカッティングして、奇蹟の発売です!! ある意味、新作より、むしろこっちの方が欲しいかも・・・。

 また、同日には、20年前にドン・フリードマンが1人でひっそりと作ったピアノ・ソロ『星影のステラ』(CMJD-20002 \2,100(税込))も発売される予定。コチラは“孤高”と言う言葉が相応しい内省的な作品で、最新アルバムと比べて聴けば、ドン・フリードマンの奥深い魅力を知れることと思います。
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