2004/04/12掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ウィーザーの元メンバーで、脱退後は、ひねくれた人肌気分のポップ・バンド、
レンタルズを率いた、元祖泣き顔男“マット・シャープ”(写真はレンタルズ
『レンタルズの逆襲』)。昨年夏には、初のソロ名義作となるEP「Puckett's Versus the Country Boy」を発表し、レンタルズでお馴染みであったムーグ・シンセを一切使わないアコースティックなギター・サウンドであったことや、自身のトレードマークであったメガネを外してしまったことなどで、我々ファンを大いに驚かせた彼。そんな彼が以前からリリースが予定されていた、ソロ名義初のフル・アルバム
『Matt Sharp』をついに完成させたらしく、USにて5月4日にリリースされることになった模様です。
どうやら、彼はソロ名義での作品は、アコースティックなサウンドと決めている模様で、フル・アルバムでも、EP「Puckett's Versus〜」の路線そのままな、アコースティック・ギターをフィーチャーしたシンプルなサウンドを披露。また、EP「Puckett's Versus〜」では、ブラーのデーモン・アルバーンやアッシュのティム・ウィラーなど、ゲスト・ミュージシャンにも話題が集まりましたが、今回は派手なゲストも参加しない、気心知れたアーティストたちのみで制作されたものとなっている模様です。なお、ジャケットのアートワークには、昔からのファンにとってはきっと違和感アリアリであろう、昔の面影もないくらい渋くなった彼の“ノン・メガネな顔”が使用。これはファンなら一見の価値ありですよ。
●Matt Sharp『Matt Sharp』
(01) All Those Dreams
(02) Goodbye West Coast
(03) Every Time In Blue
(04) Just Like Movie Stars
(05) Shadows
(06) Watch The Weather Break
(07) Let Me Pass
(08) Thoughts From A Slow Train
(09) After The Angels
(10) Before You Go
(11) Some Days