2012年1月の東京公演を最後に、ドラマーとして参加していた
フリート・フォクシーズを脱退。シンバルを観客にプレゼントしてステージを去っていったジョシュ・ティルマンが、
ファーザー・ジョン・ミスティ(Father John Misty)の名で5月20日(水)にアルバム『アイ・ラヴ・ユー・ハニーベア』(TRCP-186 2,100円 + 税)を発表します。
数年前にヨシュア・トゥリーの下で覚醒したことをきっかけに楽曲を書き上げたというこのアルバムは、彼の人生と愛の壮大なサウンドスケープ。2013〜2014年にかけて、ロサンゼルスにてジョナサン・ウィルソンを共同プロデューサーに迎え制作し、フリート・フォクシーズのプロデューサーでもあるフィル・イークがミックスで参加しています。すでに本国アメリカでは2月に発売され、アルバム・チャートで12位を獲得。各メディアからも絶賛され、名実ともに大成功を収めた作品となりました。
フィル・スペクター、
ブライアン・ウィルソン、
スコット・ウォーカー、
ランディ・ニューマンらが引き合いに出される多彩なアレンジで構築されたサウンドが聴けるほか、歌詞も話題も呼んでおり、収録曲の「Bored in the USA」では“アメリカに ちょっとウンザリしてるんだ 僕を救ってくれ 白きイエスよ 奴らが俺に与えたのは ムダな教育と 立派な家のサブプライムローン 処方薬をもらい続けて 今やもう抜け出せない”と毒を吐いています。