1月に日本のアニメ楽曲を集めた
『アニメッシ 〜天空の城ラピュタほか〜 』(COCB-54140 2,500円 + 税)をリリースし、3月に行なわれたジャパン・ツアーも大成功に収めたイタリア出身のピアニスト、
ジョバンニ・ミラバッシ(Giovanni Mirabassi)がみずから率いるピアノ・トリオとヴィブラフォンの共演による新作アルバム『NO WAY OUT』(CAMJ-7884 / 輸入盤)をリリースしました。
『アニメッシ』がアレンジの魅力に満ちた作品である一方、本作は、全曲がミラバッシのオリジナル楽曲。ヨーロッパの抒情派ピアニストとして聴く人の心をつかむミラバッシらしい世界が収録されています。
メンバーは、長年コンビを組んでいるGianluca Renzi(b)、Lukmil Perez Herrera(ds)によるリズム・セクションに、コンテンポラリー・ヴィブラフォンの才人、
ステフォン・ハリス。プロデューサーは
エンリコ・ピエラヌンツィの数々の作品を手掛けてきたエルマンノ・バッソ。ミラバッシの繊細なピアノと、透明感に温かさも湛えたハリスのヴィブラフォンが重なりあって、美しい音の世界が広がります。ヴィブラフォンとピアノ・トリオの相性の良さも発見できるこのアルバムは、二言なくミラバッシ・ファンにお薦めできる一枚です。
■ジョバンニ・ミラバッシ
『No Way Out』
CAMJ-7884 / 輸入盤
[収録曲]
01. No Way Out
02. The Snow White Syndrome
03. Two Finger Snaps
04. L’Audace
05. Palm’air
06. What Was That Dream About
07. Canzone
08. Il Bandolero Stanco
all music composed by Giovanni Mirabassi
[録音]
2013年12月8日, 9日“Systems Two in Brooklyn”