大人も子どもも共有できる優れた作品に贈られる〈第28回坪田譲治文学賞〉を受賞、2013年の〈本屋大賞〉では第4位に輝くなど、幅広い世代の心をつかんだ小説『きみはいい子』(著: 中脇初枝 / ポプラ社刊)が、
『そこのみにて光輝く』にて〈モントリオール世界映画祭〉最優秀監督賞を受賞した
呉美保監督によって映画化。6月27日(土)よりテアトル新宿などで公開されます。
登場するのは、どこにでもあるような“普通”の街と人々。子どもたちにまつわる現代の問題を孕みながらも、人と人のつながりに光を見いだし、小さな一歩を踏み出す人々の姿を描いた群像劇『きみはいい子』。出演は、今もっとも注目を集める俳優・
高良健吾、『そして父になる』でわが子をとり違えられた母親の戸惑いと苦悩を繊細に表現し高く評価された
尾野真千子をはじめ、尾野演じる母親のママ友に『そこのみにて光輝く』で新境地を拓き絶賛を浴びた
池脇千鶴、高良演じる新米教師の先輩役に同じく『そこのみにて光輝く』で大きな注目を集めた
高橋和也、ベテランの
喜多道枝や日本を代表する演技派・
富田靖子など、個性あふれる顔ぶれが集っています。
また本作は、公開劇場拡大(全国100館)のためのクラウドファンディングを「MotionGallery」(
motion-gallery.net/projects/KimihaIiko)を実施中。原作者である中脇初枝、呉美保監督からのメッセージなども紹介さえれていますので、ぜひご覧ください。
(C)2015アークエンタテインメント
■『きみはいい子』
2015年6月27日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
[出演]
高良健吾 / 尾野真千子 / 池脇千鶴 / 高橋和也 / 喜多道枝 / 黒川芽以 / 内田 慈 / 松嶋亮太 / 加部亜門 / 富田靖子
監督: 呉美保(『そこのみにて光輝く』『オカンの嫁入り』)
原作: 中脇初枝「きみはいい子」(ポプラ社刊)
製作: 川村英己
プロデューサー: 星野秀樹
脚本: 高田 亮(『そこのみにて光輝く』)
音楽: 田中拓人
メインテーマ: “circles”(selective records)Takuto Tanaka featuring Vasko Vassilev
配給・製作プロダクション: アークエンタテインメント