精緻に組み上げられた初のフル・アルバム『Without a break』（写真）を今年2月にリリースした高知出身の電子音楽家、Yuki Matsumura。映像作家・mukai jumpeiがディレクションを務めた同作収録曲「Solo scum」のミュージック・ビデオが、独ベルリンにて開催の映像祭〈Berlin Music Video Awards〉にて“BEST EXPERIMENTAL”部門にノミネートされています。

　駅構内を様々なタイム感で撮影し、モデュレートすることで距離や時間の感覚が薄れてゆくのを感じることができる「Solo scum」ミュージック・ビデオ。“BEST EXPERIMENTAL”部門には同作のほか、RADIOHEADのドラマー・Philip Selwayによるソロ楽曲「Coming Up for Air」（『Weatherhouse』収録）やCLARK「Winter Linn」（『Clark』収録）、LORN「Inverted」（『Debris』EP収録）などがノミネートされています。

　他部門では兵庫ポストパンク・ガールズ“ZZZ's”の「Dystopia」もノミネートされている〈Berlin Music Video Awards〉では、4月30日（木）までdailymotion（www.dailymotion.com/berlinmusicvideoawards）での投票企画を実施中。詳しくはオフィシャル・サイト（www.berlinmva.com）にてご確認ください。