ニュース

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』オリジナル・サウンドトラック盤が発売

アントニオ・サンチェス   2015/04/24 16:00掲載
はてなブックマークに追加
 第87回アカデミー賞(R)作品賞ほか最多となる4部門(作品賞 / 監督賞 / 脚本賞 / 撮影賞)を受賞した、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のオリジナル・サウンドトラック盤(WPCR-16445 2,000円 + 税)がリリースされ話題を呼んでいます。

 オリジナル・サウンドトラックを手掛けるのは、パット・メセニー・ユニティ・グループなどでの活躍で広く知られるジャズ・ドラマー、アントニオ・サンチェス(Antonio Sanchez)。ちなみに、イニャリトゥ監督と彼の出会いは、10年ほど前、パット・メセニーのロサンゼルス公演だったとのこと。

 ドラムというリズム楽器がメインに据えられたスコア自体、かなり異色と思われますが、イニャリトゥ監督は、この映像に内なるリズムを与えるのにドラムが最適ではないかと思ったそう。2013年に次作の映画のスコアはドラム中心にしたいとイニャリトゥ監督から相談されたとき、サンチェスは二つ返事で快諾したそうです。

 またサンチェスによるスコアの他、6つのクラシック楽曲が収録され、これは映画の中でマイケル・キートン演じる主人公が舞台の音楽として選んだものだとか。

 映画史上類を見ないドラムを全面にフィーチャーした異色のサウンドトラックもまた、映画本編と同様に歴史を塗り替える作品です。

■2015年4月22日(水)発売
オリジナル・サウンドトラック
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

WPCR-16445 2,000円 + 税

[収録曲]
01. ゲット・レディー
02. ダーティ・ウォーク
03. ジャスト・チャッティング
04. ウェイティング・フォー・ホワット
05. セミ・コンフォータブル・イン3
06. ストラット・パート1
07. ドアーズ・アンド・ディスタンス
08. ナイト・チャター
09. オールモスト・ヒューマン
10. スキゾ
11. インターナル・ウォー
12. カインダ・メッシー
13. ストラット・パート2
14. クローストロフォビア
15. ファイア・トライアル
16. アンクシャス・バトル・フォー・サニティー
17. 交響曲第9番ニ長調第1楽章: アンダンテ・コモド(ポーランド国立放送交響楽団)
18. 交響曲第5番ホ短調作品64-第2楽章: アンダンテ・カンタービレ (ステファノ・セゲードニ指揮)
19. 私はこの世に捨てられて(ヴィオレッタ・ウルマーナ、ピエール・ブーレーズ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
20. ピアノ三重奏曲-第3楽章: パッサカーユ(とてもゆったりと) (ボーザール・トリオ)
21. プロローグ(流浪のパレスティナ人の合唱)(ジョン・アダムズ)
22. 交響曲第2番ホ短調作品27-第2楽章: アレグロ・モルト(シュトゥットガルト放送交響楽団)
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015