寺井尚子や
宇崎竜童との共演をはじめ、若いミュージシャンとのピアノ・トリオや独自の世界観のピアノ・ソロ、また数々のヴォーカリストからひっぱりだこの歌伴演奏など精力的に活動を行なっているジャズ・ピアニストの
北島直樹がセレクト&アレンジしたスタンダード・ナンバー集
『STD』(TTOC-0019 2,778円 + 税)がリリースされました。
“ちょっと古いかなあという曲をいかに自分の音楽としてアレンジし、そして演奏するのかがテーマ”と語る北島。フリージャズの要素を取り入れたナンバーからフュージョン・タッチのものまで、いろいろなタイプのスローバラード・アレンジが自然に聞こえてくるアルバムになっています。今作のベーシストは
日野皓正のグループで活躍している
須川崇志、そしてドラマーは活動の拠点をアメリカから日本に移し、コンポーザーとしても活躍している
桃井裕範。3人の音色感性が響きあい、充実したレコーディングの情景がディスクから伝わってくるようです。