ドイツが誇る前衛的ヘヴィ・アクト、
ラムシュタインのフロントマン、ティル・リンデマンがソロ・プロジェクト“リンデマン”を始動。アルバム『スキルズ・イン・ピルズ』(WPCR-16450 2,457円 + 税)を6月24日(水)に発表します。
このプロジェクトでティル・リンデマンがタッグを組んだのは、こちらもスウェーデンが生んだ鬼才にして、
ヒポクリシーやペインとしても活動するプロデューサーのピーター・テクレン。ゴシック感が渦巻くヘヴィ・サウンドと、あの特徴的な声が融合し、凄まじい音像を吐き出すプロジェクトとなっています。
このプロジェクトのきっかけとなったのは、2000年頃のこと。2人が活動していたラムシュタインとペインはともに同じレーベルに所属しており、そこで出会い、話をするようになったのがきっかけだったというが、当時はラムシュタインも
『ムター』という大ヒット作を発表し、ピーターもペインとして忙しくしていたため、構想だけで実際に動き出すことはありませんでした。そして2013年終盤、ラムシュタインはベスト・アルバムを発表し、活動をいったん休止させたことに伴い、再び2人が連絡を取り合い、秘密裡に進められてきたのが、このプロジェクト“リンデマン”です。
機械的重低音とともに荘厳でありながら激しいサウンド・エフェクトを多用しながら展開していき、そこにあの特徴的なティルのヴォーカル・ワークが展開するこの作品は、ラムシュタインやペイン / ヒポクリシー好きにはたまらない音像が全編を通して繰り広げられています。また、ラムシュタインではドイツ語で歌うというこだわりのもと活動していましたが、今プロジェクトでは、英語詩で歌われているのも特筆すべき点といえるでしょう。