矢野顕子のオリジナル・アルバム5作品が、アナログLP盤&ハイレゾ配信で7月と11月に連続リリースされる事が決定。第1弾として、『はじめてのやのあきこ』『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』の2タイトルが7月29日(水)に発売されます。
2006年3月に発売の『はじめてのやのあきこ』は、当時30周年の節目を迎えた矢野顕子の記念碑として企画されたアルバム。同作のために
井上陽水との共作で書き下ろされた「架空の星座」のほか、
小田和正、
槇原敬之、
YUKI、
上原ひろみ、
忌野清志郎といった超豪華ゲストを迎えて制作された全7曲を収録、“30周年を迎えた矢野顕子”が見事に表現されたセルフ・カヴァー・アルバムとなっています。楽曲から歌詞まで各ゲストの特徴に合わせて加えられた矢野顕子流アレンジに注目です。
『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』は、2009年に惜しまれながらこの世を去ったロック・ミュージシャン、忌野清志郎の楽曲を矢野顕子自ら選曲・レコーディングしたカヴァー・アルバム。全10曲の収録曲中、8曲は『Home Girl Journey』なども制作された米NY郊外のプライベート・スタジオ「PUMPKIN STUDIO(パンプキンスタジオ)」にて弾き語り録音。伝説のエンジニア吉野金次氏の手により仕上げられています。カヴァー作品でありながら矢野顕子オリジナル作品のように聴き手を魅了する内容は、忌野清志郎と彼をこよなく愛した矢野顕子の時空を越えたコラボレーションです。
全5作品のアナログLP&ハイレゾ音源化では、録音時に込められた繊細なピアノのタッチ、楽曲や歌のダイナミズム、そしてアーティストたちの躍動感が再現され、CDでは感じる事の出来なかった“息吹”を感じる事が出来る内容に。特にアナログLPでは、アナログ・カッティングの第一人者である小鐵 徹氏のカッティングにより“マスターの再現に注力した復刻”ならではの音を愉しめること必至です。
11月には、コンサートホールで収録された矢野顕子の真骨頂とも言える弾き語りアルバム『音楽堂』、DSDフォーマットで制作され、SA-CDとしてもリリースされている『ホントのきもち』、グラミー賞受賞プロデューサー、T・ボーン・バーネットによるプロデュースで制作された名盤『akiko』の3作品がアナログLP盤&ハイレゾ配信で発売予定となっています。