もっとも身近な楽器のひとつであるピアノと、ピアノの前身であるフォルテピアノ、そしてピアノの登場前に愛されたチェンバロという3種類の鍵盤楽器を聴き比べて一緒に楽しめるコンサート〈子どものための“音楽のトビラ”3つのクラヴィーア〉が7月20日(月・祝)に京都コンサートホールで開催されます! 枚方公演は7月18日(土)枚方市市民会館です。
“音楽のトビラ”シリーズは、子どもたちが“音楽のトビラ”を開く機会を提供する、京都コンサートホール アンサンブルホールムラタでのコンサート・シリーズです。このシリーズではこれまでに、2013年に糸電話を応用した作曲家水嶋一江考案のオリジナル楽器を使った公演〈ストリングラフィ〉、2014年にはヨーロッパで人気のハンガリー出身若手実力派ヴァイオリン・デュオによる、ジプシー音楽から超絶技巧までを味わえる公演〈魔法のヴァイオリン ヤボルカイ兄弟〉などを催してきました。
今回の公演では、実力・人気とも日本を代表するチェンバロ奏者のひとりである
曽根麻矢子と、2002年第8回モーツァルト国際コンクール優勝者である菊池洋子が初共演。
モーツァルトの「きらきら星変奏曲」で3つの楽器を聴き比べられるなど、子どもだけでなく大人も楽しめる内容となっています。さらに、
ベートーヴェンの第九の「歓喜の歌」のメロディーを鍵盤ハーモニカを持ってきて一緒に演奏できるなど、聴くだけでなく一緒に楽しめることも大きな魅力です。