現在もヒットを続けるニュー・アルバム
『葡萄』を引っさげ、約10年ぶりとなる全国ツアー〈おいしい葡萄の旅〉に突入した
サザンオールスターズ。長いツアーの折り返し地点となる、東京ドーム3デイズ公演が5月23日(土)に開幕、「栞のテーマ」「ボディ・スペシャルII(BODY SPECIAL)」といった往年のヒット曲をはじめ新旧にわたる全36曲を披露、公演時間は3時間半にも及びました。
現在JTBのCMソングとしてもオンエア中のロマンチックなポップ・チューン「はっぴいえんど」、名バラードとの呼び声が高い「平和の鐘が鳴る」では、曲中で自然にさざ波のような温かい拍手が沸き起こり、皆が拳を振り上げる「東京VICTORY」、会場がダンス・フロアと化す「アロエ」など、アルバム『葡萄』の楽曲が、すでにしっかりと多くの人たちの心に沁みわたっていることを感じさせる反応も随所で見られたこの公演。メンバーの
原 由子がメイン・ヴォーカルをとる「ワイングラスに消えた恋」では、原が普段のキーボードの位置から離れ、ステージ中央に立ちダンサーを従えて歌い上げるという“歌謡ショー”さながらのパフォーマンスを披露し、大いに盛り上がりました。
追加公演も含め全11ヵ所・23公演が行なわれる、ツアー〈おいしい葡萄の旅〉。8月17日(月)、18日(火)の日本武道館まで続きます。