Juan Atkins、
Kevin Saundersonと並び称されるデトロイト・テクノ3大創造主のひとり、
Derrick May。彼が1980年代後半から90年代初頭にかけて残した名作12inchをコンパイルし、エレクトロニック・ミュージック史のマイルストーンとして燦然と輝く名作編集盤『Innovator』が、過去最高の音質を誇る新ヴァージョン(BRC-478 2,200円 + 税)としてカムバック。7月15日(水)の発売が決定しています。
歴史を動かした「Strings of Life」や「The Beginning」を筆頭とするRHYTHIM IS RHYTHIM名義での諸作をはじめ、本人名義での作品、
Carl Craig、Juan Atkinsといった盟友たちによるリミックス・トラックまで、名曲を2CDに亘り全29曲収めた『Innovator』。デトロイト・テクノ、ひいてはエレクトロニック・ミュージックの歴史を紐解くに欠かせない作品です。
今回は、本人自ら2008年にリエディット&リマスタリングを施した音源を使用。ディスクのマテリアルには、オリジナル・マスターの音質を極限まで忠実に再現、通常のCDプレイヤーでの再生を可能としたUHQCD(Ultimate High Quality CD)を採用。過去最高の音質を誇るリイシューとなっています。またCDの発売同日からは、日本では初となるiTunes

での配信もスタート。
なおDerrick Mayは、自身主催の名物パーティ〈Hi-Tek Soul〉を7月15日(水)、東京・代官山 AIRにて開催することも決定しています。