2004/05/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
たとえジャズ・リスナーでも“スムース・ジャズ”というジャンルが存在することすら気付かないで生きている方が多いなか、“スムース・ジャズ”の素晴らしい新作はしっかりと生まれているわけでして・・・。まだ新譜情報をファンの方がキャッチするのも難しいほど、日本ではまだまだ小さなジャンルではございますが、“スムース・ジャズの灯消すまじ!!”といった声が聞こえて来そうな、熱い新譜が登場します!!
それは6月23日発売予定の、デヴィッド・ベノワ&ラス・フリーマン
『タイトル未定』(VICJ-61205 \2,520(税込))! スムース・ジャズの代表的バンド
“リッピントンズ”のギタリストとして2002年に発表したソロ・アルバム『ドライブ』が“スムース・ジャズ”的に大ヒットとなった
ラス・フリーマンと、昨年は吉田美和のコンサートでバックを務めるため来日した技巧派ピアニスト
“デヴィッド・ベノワ”(写真はセルフ・カヴァー盤ながら大傑作の
『サマー』)。この2人、“David Benoit/Russ Freeman Project”としてその昔、共に作品を作っていたことを知っていますか? 今回の作品は10年ぶりの復活となる再会作なわけで、“Benoit/ Freeman Project”を憶えているような、真のスムース・ファンだけに贈る感動の1枚です!!
【参加メンバー】
・デヴィッド・ベノワ(p)
・ラス・フリーマン(g)
・ヴィニー・カリウタ(dr)
・ルイス・コンテ(perc)
・デイヴ・カーペンター(b)
・バイロン・ハウス(b)
・ピーター・アースキン(ds)
・ヴィンス・ギル(vo)
・クリス・ボッティ(tp)
ご覧頂ければ分かるように、
ピーター・アースキンや
クリス・ボッティなど、かなりのビッグ・ネームも顔を揃えた豪華なメンバーが集結しています。さらに今作は“ウィズ・ストリングスもの”となっていますので、スムース・ジャズにありがちなチープなシンセ・サウンドではなく、かなりゴージャスなイージーリスニングに仕上がっているのではないでしょうか? AORファンにもオススメしたいコンテンポラリー風味なカントリー歌手、
ヴィンス・ギルが参加したヴォーカル・ナンバーも必聴です!!