2004/05/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今は無きクリエイション・レーベルの総帥アラン・マッギーが同レーベル崩壊後に設立したレーベル“
ポップトーンズ”(写真はレーベル・サンプラー
『poptones presents radio4』)。設立当初、エリザベス女王が株を購入したことでも話題となったものの、その後、巨額の負債を抱えてしまい、一時“倒産”の噂が出てしまうなど、ここ数年は苦しい経営状態になっていた同レーベル。が、昨年からそのゴタゴタも静けさを見せ始め、少しづつではあるもの作品も発表し続けるなど、明るい兆しも見え始めてきていたのですが、そんな同レーベルが、なんと、新たにユニヴァーサル・ミュージック傘下の“マーキュリー・レコーズ”とアルバム販売の契約を結んだそうです。
これは海外メディアが先日伝えたもので、それによれば、同レーベルが今後発表するアルバムのUKでの販売権をマーキュリー・レコーズが持つというもの(シングルはPinnacle labelより販売される予定)。以前のゴタゴタで、所属していた多くの良質アーティストたちがレーベルを移籍、または作品を発表出来ないという状況になってしまっていた同レーベル。が、今回の契約は長期的なものらしいので、今後は安定した作品の供給が実現するはずゆえ、今まで地団駄を踏んでいたアラン・マッギーの逆襲がいよいよ始まるのかも知れません。今後の同レーベルの動向に大いに注目を!