マイケル・ブレッカー、
ジョン・パティトゥッチにサポートされ、18歳の時に
『エルダー』で鮮烈なデビューを果たし、世界のジャズ・ファンから注目を浴びた旧ソ連・キルギス共和国出身の天才ピアニスト、
エルダー(Eldar Djangirov)が11枚目のリーダー・アルバム
『ワールド・ツアー・ヴォリューム・ワン』(AGIP-3554 2,200円 + 税)を7月30日(木)にリリースします。
オスカー・ピーターソン、
ミシェル・ペトルチアーニを彷彿とする卓越したテクニック、変拍子を挟み、緩急を自在に変えてどんどん展開する曲調、無限に広がるエルダー・トリオの魅力のすべてが味わえる今作は、タイトルどおり世界各国での熱い演奏を厳選、収録されています。アルバムのラストには、東京・丸の内 COTTON CLUBでの絶好調な演奏も収録されています。
エレクトリック / ダブル・ベースを自在に操る
アルマンド・ゴラ、ハヴァナ出身の
ルドウィッグ・アフォンソとのリズム・セクションと一体となったダイナミックな録音を存分に堪能できる内容です。収録曲「Driven Blues」には
フェレンク・ネメス、「What'll I do」には
ジョナサン・ジョセフが参加。エルダーの演奏の魅力である力強いタッチから繰り出される色彩豊かな音、超絶技巧、繊細な表現力を見せるソロ・ピアノの「Embraceable You」、伝統的なストライド・ピアノ風の演奏を味わえる「Moanin'」のほか、新曲「Airport」など聴きどころがいっぱい。
世界を舞台に躍進を続ける若きマエストロ、エルダーの現在の魅力が詰まったアルバムです。