『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『華麗なる賭け』などの名画から、現在公開中の『チャップリンからの贈りもの』まで、数々の映画の音楽を手がけたほか、
マイルス・デイヴィス、
レイ・チャールズ、
ナタリー・デセイといった多彩なミュージシャンとの共演でも知られる
ミシェル・ルグラン(Michel Legrand)。彼がこれまでの音楽人生を振り返った回想録の日本語版『ミシェル・ルグラン自伝 イエスタデイ・アンド・トゥモロウ』(アルテスパブリッシング 2,800円 + 税)が7月25日(土)に発売されます。
また、この本の刊行を記念して、3ヵ月連続のイベントが決定しました。
7月は、23日(木)〜26日(日)に特別展示〈ミシェル・ルグランの世界〉。世界的なミシェル・ルグラン研究家で、本の監修者でもある濱田高志氏が所蔵するルグランとその盟友
ジャック・ドゥミにまつわる秘蔵資料を特別公開します。会場は東京・渋谷「パールブックショップ&ギャラリー」。『自伝』の先行販売と、この会場でしか手に入らないルグラン公認の限定私家盤CDも販売します。
8月は、9日(日)15:00〜17:00、東京・下北沢「本屋 B&B」にて特別対談〈林 哲司 x 濱田高志 ミシェル・ルグランの作曲術を語ろう〉。
上田正樹「悲しい色やね」や
中森明菜「北ウィング」など数々のヒット曲で知られる作曲家の
林 哲司氏と、濱田氏によるミシェル・ルグラン談義。
9月は、5日(土)15:00〜16:30に東京・御茶ノ水「Espace Biblio」にて特別講座〈ミシェル・ルグラン、その作品と人物像〉。濱田氏がこの本をサブテキストに、各章に登場する作品を具体的に紹介しながら、音楽家ミシェル・ルグランの人物像に迫ります。ほかでは視聴できない秘蔵資料もふんだんにご紹介する予定。
各イベントの詳細はアルテスパブリッシングのウェブサイト(
artespublishing.com/books/86559-122-4)をご覧ください。