台湾で圧倒的な人気を博し、この夏には〈SUMMER SONIC 2015〉出演も決定しているEDMバンド、
MAGIC POWER(MP魔幻力量)。約10,000人を集めた高雄アリーナ公演後、世界各国に向けた記者会見にて、この秋に日本進出を予定していることを発表。日本での展開は「よしもと」と進めていくとのこと。
2009年デビューしたMAGIC POWER(MP魔幻力量)は、ロックとEDMを融合させたサウンドで人気を獲得。これまで中国、マレーシア、シンガポールなどアジア各国の音楽アワードを受賞しており、2014年にリリースした4枚となる最新アルバム『戦神』は台湾のアルバムチャート、配信チャート、KKBOXアルバム / シングル / 新曲チャートと各主要チャートで1位を獲得。今年8月に武道館公演を行なう
MAYDAY(メイデイ)と同じ事務所に所属しています。
会見では日本進出について、「目の前のサマーソニックで最高のパフォーマンスをしたい。そして日本のバンドと同じように機材を自分たちで運んで小さいライヴハウスからツアーをやって武道館を目指したい」(グーグー / DJ)、「自分が音楽を始めたきっかけは
LUNA SEAのライヴを見てからなので、日本は自分の音楽の原点。日本で音楽活動ができることが楽しみです」(アシャン / ds)と、意気込みをコメント。
また、「日本語の授業は教科書通りにやってはいるんですが、途中で“この言葉は日本語で何て言うんですか?”という質問をたくさんしてしまうので、授業が進まないんです」(ガーガー / vo)や、“日本で会ってみたい人は?”という質問には、「学生の時に日本のドラマにはまっていて、『東京ラブストーリー』に出演していた
鈴木保奈美さんに会ってみたいです」(ガーガー)、「『ロンドンハーツ』のファンなので
田村 淳さんに会いたいです」(カイカイ / b)などのエピソードも飛び出しました。
高雄アリーナ公演では3時間40分にもわたってパフォーマンス、過去にイベントで20万人が“射手(シューター)ダンス”したことでも知られるパーティ・チューン「射手」、台湾の人気ドラマ『Love Cheque〜恋の小切手』主題歌であり彼らの代表曲「I still love you」など全33曲を披露したMAGIC POWER(MP魔幻力量)。会見では「ステージに立った瞬間にファンの方の顔を見ると、何時間でも頑張ってやりたいという気持ちになります」(ガーガー)と、ファンへの熱い気持ちも語っています。
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