CS映画チャンネル「映画・チャンネルNECO」では、リアクション芸人の第一人者として数々の芸人からリスペクトされ、日本のリアクション芸人界のトップを走ってきた
ダチョウ倶楽部・
上島竜兵の主演映画
『上島ジェーン』(2009年 / 監督:
マッコイ斉藤)、
『上島ジェーン ビヨンド』(2014年 / 監督: マッコイ斉藤)をTV初放送します。
『上島ジェーン』は、上島が自身の存在意義と、日々の暮らし中からの脱却を求め、「地球を感じたい」という一心で、後輩芸人・有吉弘行とともにサーフィンに挑戦するという軌跡を記録したドキュメンタリー。また、その続編となる『上島ジェーン ビヨンド』では、再びサーフィンに挑戦する彼と、助演男優として“リーダー”こと
肥後克広(ダチョウ倶楽部)も参戦。そこに渦巻く男と女の物語、そしてヴァイオレンスともいえる過激さが加わった極上のエンタテイメント作品となっています。
これね、見方変えたら、寅さんなんですよ。ちょっと、ストーリー的に下品だったりするけど(笑)。だって、やる気はあるんだもん。でも、駄目で人に迷惑をかけるっていう。だから周りの人たちがいかに良い人たちかってことですよね。寅さんでもそうじゃないですか。寅さんはフラれて、旅に出て、それをさくらとか家族が心配して、「かわいそうだね、あの人は」っていう人情と愛に溢れてますよね。で、こっちは…ぜんぜん心温まらない寅さんです(笑)。とにかく楽しんで、気楽に見てほしいです。海が本当にきれいに映っているし、音楽もいい!あとはあれだな、サーファーの人がプロの人が出てるから、サーフィン映画としても楽しめます!俺とか抜きにしても、寅さんみたいだとか、思いながら見てください。――ダチョウ倶楽部 上島竜兵映画の中の上島さんというのは、千葉のサーファーの方たちは「面白いな」とか「そんな人間いないよな」とか言うんですけど、中野ではあんなんですよ。居酒屋でナンパしてきた女ともめたりとか、殆どやってることは変わらないです。サーフィンやってて、波にもまれてちょっとごまかされてるけど最低な人間がそのまま映っています(笑)。だから、(マッコイ斉藤)監督もよく知ってるなと思いましたね。素のこんなダメ人間はいないっていうのが、本当に分かってたんでしょうね。監督が『上島ジェーン ビヨンド』に関しては画にすごくこだわってたみたいで。海の画とか、サーフィンの画作りをそこはちゃんと撮ろうって。だから、映画ファンの方たちにも納得できる作品に仕上がってると思います。その画を見ながら、ちょっと天狗になってる監督を想像して見てください。――ダチョウ倶楽部 肥後克広(C)日活・チャンネルNECO