レコーディング・エンジニアとしても活躍する
オノ・セイゲンが若きコントラバス奏者の
パール・アレキサンダーとともにアルバム
『メモリーズ・オブ・プリミティヴ・マン』(SICX-10001 3,000円 + 税)を8月12日(水)にリリースします。
オノ・セイゲンは
坂本龍一の
『戦場のメリークリスマス』や
『音楽図鑑』などのレコーディング・エンジニアとしてキャリアを確立、自身の
「Saidera Paradiso」スタジオを主宰する一方、
アート・リンゼイや
マーク・リボー、
ジム・オルークなどと共演し、また〈モントルー・ジャズ・フェスディヴァル〉にも招かれるほどの腕を持つギタリストとしても著名な存在。
コントラバス奏者パール・アレキサンダーは9歳よりコントラバスを学び、ミシガン大学でダイアナ・ガネットに師事。現代クラシック音楽の収録にも参加。そのひとつ、
ウィリアム・ボルコム作曲による「Songs of Innocence and Experience」(
レナード・スラトキン指揮)は、2006年にグラミー賞を受賞。2006年8月の来日以来、新潟県における即興活動を経て、2009年より東京在住。さまざまなジャンルの音楽家やダンサーと共演を行なっています。
2人は近年折に触れて共演。2014年暮れに東京・渋谷 パルコ・ミュージアムで行われた展示会〈大恐竜人間博〉の音楽を担当。本作はそのサウンドトラックベースに、オノ・セイゲンのスタジオで1年にわたってじっくりと作られたDSDネイティヴ・サウンドをSA-CDハイブリッドでリリースしたものです。
聴き手の憧憬を呼び起こす、ジャンルを超えたサウンド・トリップを高音質でお楽しみください。