アメリカを代表する俳優 / 監督の
クリント・イーストウッドを父に持ち、抜群の音楽センスと、父親ゆずりの精悍なルックスで幅広いオーディエンスを虜にするジャズ・ベーシスト / コンポーザー、
カイル・イーストウッド(Kyle Eastwood)の来日公演が東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOで開催されています。公演は10日(木)まで。
少年の頃よりジャズに親しみ、1998年のメジャー・デビュー後も、ソロ活動の一方で父の映画に楽曲提供を続けているカイル。昨年、日本で公開された
『ジャージー・ボーイズ』の
サウンドトラックにも貢献していました。
9月21日(月・祝)には、待望の新作『タイム・ピーセス』(KKJ-115 2,500円 + 税)をリリース。自身の音楽的ルーツに立ち返り、50年代ジャズが生んだ名曲、
ホレス・シルヴァー「Blowin’the Blues Away」、
ハービー・ハンコック「Dolphin Dance」をカヴァー。また、こうした曲に影響をうけたオリジナル楽曲も収録。さらに、カイルの手がけた映画音楽の代表作のひとつである「硫黄島からの手紙」をピアノとベースによるニュー・アレンジで披露しています。
アルバム・レコーディング・メンバーのアンドリュー・マコーマック(p)、クエンティン・コリンズ(tp)ら、気心の知れたバンドメンバーらと繰り出すハードバップ・セッション。BLUE NOTE TOKYOのオフィシャル・サイト(
www.bluenote.co.jp/jp/reports/2015/09/09/kyle-eastwood-5.html)では公演初日の映像やライヴ・レポートが公開されています。