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アルテミス・カルテット、ヴィオラのヴァイグレの遺作である『ブラームス: 弦楽四重奏曲第1&3番』をリリース

アルテミス・カルテット   2015/09/10 12:14掲載
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 1989年、リューベック音楽大学の学生4人により結成され、1994年から現在までメンバーを入れ替えながら活動を続けている弦楽四重奏団のアルテミス・カルテット。彼らの待望の新譜『ブラームス: 弦楽四重奏曲第1&3番』(WPCS-13238 2,600円 + 税)が9月16日(水)にリリースされます。

 本作は、7月のはじめに53歳で亡くなったヴィオラ奏者のフリーデマン・ヴァイグレ(Friedemann Weigle)が参加したアルバム。とくにヴィオラが重要な役割を果たすブラームスの弦楽四重奏曲を収めた本盤が、ヴァイグレにとっての遺作となりました。

 悲しいニュースの一方で、2014年にリリースしたアルバム『メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲集』(WPCS-12744〜5)がヨーロッパのグラミー賞ともいわれる〈ドイツ・エコー賞〉の“室内楽録音部門(19世紀)”を受賞したという明るいニュースも発表しているアルテミス・カルテット。ヴァイグレを哀悼し、熟考のうえでグループを再編成する時間を持ちたいという意向を示しており、今後の動向に注目が集まります。

■2015年9月16日(水)発売
アルテミス・カルテット
『ブラームス: 弦楽四重奏曲第1&3番』

WPCS-13238 2,600円 + 税

[収録曲]
ブラームス:
01. 弦楽四重奏曲第1番ハ短調作品51-1
02. 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調作品67

[演奏]
アルテミス・カルテット[ヴィネタ・サレイカ, グレゴール・ジーグル(vn) / フリーデマン・ヴァイグレ(va) / エッカート・ルンゲ(vc)

[録音]
2014年6月 ベルリン“テルデックス・スタジオ”
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