9年ぶりのソロ新作
『飛翔』を9月23日に発売した
デヴィッド・ギルモアが、発売に合わせて日本のファンへのメッセージを公開。その中で、1972年のピンク・フロイド2回目の来日公演の際、札幌でスキーをしたことなども明かしています。
「初めて日本に行ったのはたしか71年だったかな。(その頃)2回行ってるよね。楽しかったよ。(2回目の来日の時)札幌ではスキーもやったよ。いつも僕の音楽を聴いてくれてありがとう。新作(『飛翔』)は楽しみながら作ったよ。僕の味わった喜びを少しでもみんなに感じてほしい」
このコメントはロンドンから約2時間、ブライトンの隣町のホヴ(HOVE)にある、デヴィッド・ギルモアのプライベート・スタジオで撮影された日本用インタビューから。もともとインタビュー取材が困難で、こういった“日本ファンへのメッセージ”的なコメントは異例中の異例。このスタジオは新作『飛翔』の多くのレコーディングが行なわれ、スタジオ内にはレコーディングやライヴでも使用されているギルモアの代名詞的なブラック・ストラト・キャスターや、
ピンク・フロイド時代から使用しているさまざまな楽器やアンプの数々が並べられています。映像には映っていませんが、中には
リック・ライトが60年代から数々のレコーディングで使用していたフェンダー・ローズ・ピアノなどもあり、リックの形見ともいえる歴史的な楽器もさりげなく置かれていたそうです。インタビューの模様は9月25日24時からのTVK「ROCK CITY」900回記念放送でもオンエアされます。
現在デヴィッド・ギルモアはヨーロッパ・ツアー中。9月23日〜25日、10月2日、3日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行なわれる公演のチケットは、完全ソールドアウトとなっています。