2005年の『Waiting for the Sirens' Call』以来実に10年ぶりとなる新作オリジナル・アルバム『Music Complete』（写真）を9月23日に日本先行（TRCP-200 2,300円 + 税）でリリースしたNEW ORDER。粒揃いの楽曲群はもちろん、鍵盤奏者Gillian Gilbertの復帰（もしくはベーシストPeter Hookの不在）、Daniel Miller率いる英名門レーベル「Mute Records」からのリリースなどで話題となっている同作が、9月22日付のオリコンデイリーCDアルバム・ランキングにて5位、洋楽では1位を記録、タワーレコードのデイリー全店総合アルバム・チャートでも2位、洋楽1位をマークするヒットとなっています。これは日本におけるNEW ORDER史上最高のセールスとのこと。

　9月25日にはアルバムのリリース・パーティを独〈Reeperbahn Festival〉内にて開催し、Mute総帥Daniel Miller直々のDJと共に会場を盛り上げたNEW ORDER。JOY DIVISION時代からの回顧録となっているBernard Sumner自伝『ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、そしてぼく』（ele-king books刊 3,300円 + 税）をめぐる諸々を併せ、今後の展開にも注目です。


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