11歳でニューヨーク・フィルとの共演でデビューして以来、世界の著名な音楽家・オーケストラと共演を重ねているヴァイオリニスト、
五嶋みどりによる
『J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)』(ONYX-4123 / 輸入盤)が10月10日(土)にリリースされる予定です。
アメリカの教科書や教育番組「セサミストリート」にも登場し、欧米でももっともポピュラーなクラシック音楽家として親しまれている五嶋みどり。五嶋のバッハといえば、2012年のデビュー30周年特別プロジェクトの全国ツアーにおいて、日本全国の教会 / 寺院 / 神社で演奏した無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータが各所から絶賛されたことが記憶に新しいところ。テレビ放映による反響も大きく、この録音のきっかけともなったそうです。
五嶋みどりの記憶では、最初にこの曲に取り組んだのは小学校に上がる頃だったとのこと。それから何年もバッハと向き合い、“探求に終わりはない”と教えられた
J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータに、満を持して全曲録音で取り組んだのが本アルバムです。
10月23日(金)&24日(土)には、
パーヴォ・ヤルヴィがタクトを振る
NHK交響楽団との共演も予定している五嶋みどり。世界の“MIDORI”のいまを体感できる絶好の機会とあって、公演はいずれもチケットが完売していますが、後日NHKのEテレにてテレビ放送される予定です。