バロック・ヴァイオリンの名手
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Giuliano Carmignola)、人気チェリストの
ソル・ガベッタ(Sol Gabetta)、クロアチアの個性派ピアニストの
デヤン・ラツィック(Dejan Lazic)ら超豪華ソリスト陣が結集し、
ジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini)指揮
バーゼル室内管弦楽団と共演を果たしたきわめて刺激的な組み合わせのアルバム
『ベートーヴェン: 三重協奏曲&序曲集』(SICC-30248 2,600円 + 税)が10月21日(水)にリリースされます。
本アルバムは、カルミニョーラにとって初の
ベートーヴェン作品の録音。集ったメンバーはいずれもピリオド〜モダンを縦横に行き来することのできるセンスと技巧を身に付けた名手で、名盤が多い「三重協奏曲」に新鮮な解釈をもたらしています。
カップリングは「プロメテウス」「コリオラン」「エグモント」という重量級のベートーヴェンの序曲3曲。
パーヴォ・ヤルヴィ&ド
イツ・カンマーフィル盤に匹敵するほどのドラマティックなベートーヴェンの交響曲全集をソニー・クラシカルに録音中のアントニーニとバーゼル室内管が、作品に盛り込まれた多彩なドラマを巧みに描き出しています。
カルミニョーラは10月、来日公演を予定。ヴェニス・バロック・オーケストラとの意欲的なプログラムが並ぶなか、本アルバムのリリース日である10月21日(水)に東京・小石川 トッパンホールで開催される唯一のリサイタルでは、モダン楽器を弾くカルミニョーラが日本ではじめて紹介されます。残席僅かとなっていますので、ご予約の方はお早めに。