10月3日(土)〜10日(土)にかけて開催された〈第11回国際オーボエコンクール・軽井沢〉において、
東京交響楽団首席オーボエ奏者研究員 / 東京藝術大学4年生の荒木奏美が第1位“大賀賞”および軽井沢町長賞(聴衆賞)を受賞しました。日本人の第1位受賞は、同コンクール史上初の快挙、アジア勢としても史上初となります。第2位はドイツのユーリ・シュマール、第3位および委嘱作品最優秀演奏賞(細川俊夫賞)はフランスのフィリベール・ペリーヌ、入賞は副島理沙(あわせて奨励賞も受賞)とロシアのミハイル・ジュラヴリョフでした。
荒木奏美は1993年、茨城県東海村出身。9歳よりオーボエを始め、東京藝術大学4年次に在学中です。東京交響楽団には2015年6月1日付で入団し、現在首席オーボエ奏者研究員として活躍中。
“国際オーボエコンクール・軽井沢”は、大賀典雄(1930-2011)氏の発案のもと、1985年より公益財団法人ソニー音楽財団が3年毎に開催している世界でも珍しいオーボエに特化した国際コンクール。世界のオーボエ奏者の登竜門として広く世界に認知されており、世界で活躍する優秀な人材を生んでいます。