2009年より
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 /
ウィーン国立歌劇場の首席クラリネット奏者を務めるウィーン生まれの俊英、
ダニエル・オッテンザマー(Daniel Ottensamer)のソニー・クラシカル・デビュー盤
『ウィーンのクラリネット吹き〜モーツァルト: クラリネット協奏曲&シューベルト: セレナード』(SICC-30249 2,600円 + 税)が10月21日(水)にリリースされます。
ダニエルは、父
エルンスト(ウィーン・フィル首席奏者)、弟の
アンドレアス(
ベルリン・フィル首席奏者)も名クラリネット奏者という家庭に生まれ育ち、
レオポルト・ウラッハ(Leopold Wlach)やアルフレート・ボスコフスキー(Alfred Boskovsky)、
アルフレート・プリンツ(Alfred Prinz)らに代表されるクラリネットのウィーン楽派を継承するクラリネットの名手。満を持してリリースする本アルバムは、クラリネット奏者の根幹となるレパートリーである
モーツァルトのクラリネット協奏曲をメインに据え、
ベートーヴェンや
シューベルト、
ランナー、
シュトラウスといったウィーンにちなんだ作品が揃えられ、アルバムの最後には即興によるアンコール曲も収録されています。共演は
ポール・グッドウィン指揮
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団です。
10〜11月にかけては、来日公演も予定しているダニエル。ウィーン・フィル公認の“リミット無しのアンサンブル”ザ・フィルハーモニクスに加え、協奏曲や室内楽の公演を控えています。さらに2016年2月には、父&弟と結成したクラリネット・トリオ“ザ・クラリノッツ”の公演も予定。クラリネット界の今後を担う名プレイヤーの演奏をお聴きのがしなく。