ドイツおよびその近隣諸国のアーティストを招聘し、欧州のフェスティヴァルの雰囲気を味わえる〈JAZZTREFFEN〉が東京・赤坂 東京ドイツ文化センターにて開催されています。
10月23日(金)には、スイスから待望の初来日を果たす
コリン・ヴァロン・トリオ(Colin Vallon Trio)と、チェンバー・ジャズ・サウンドを提示し、多数のアーティストとのコラボレーションで知られる
藤本一馬(g)が
林 正樹(p)、
橋爪亮督(sax)と結成した室内楽ジャズ・トリオのChamber Jazz Ensemble Trioが登場。
また10月24日(土)には、
ショーロクラブの沢田穣治(b)が率いる
Meltをはじめ、昨年の来日公演が好評だったヤコブ・ブロ・トリオ(Jakob Bro Trio)、ジャズ・ギタリスト、
市野元彦が主宰するジャンルレスのクインテット
rabbito、そして藤本一馬、トラックメイカーの
Fumitake Tamura a.k.a. BUN、
織原良次(b)によるユニット、Fujimoto kazuma Electric Cartographyが登場。ライヴ以外にも、日本版『Wired』編集長・若林 恵と新世代ジャズ・ガイド「JTNC」監修者の柳樂光隆によるトークセッションも開催。充実の内容となっています。
さらに、11月29日(木)にはピアニスト、
中島ノブユキの新グループ、PASSIOをはじめ、ベルリンで生まれ育ったイラン人シンガー、シミン・サマワティがペルシャ文化との融合を推し進めるバンドCyminology、12月2日(水)にはベルリン在住の
高瀬アキ、Rudi Mahall、Nils Wogramのトリオが登場します。
会場の東京ドイツ文化センターは、1962年の創立以来、ドイツ語講座をはじめ多彩な催しものによって、ドイツ文化を日本に紹介し、日独の文化交流を促進してきた歴史ある場所。欧州ジャズを楽しむとともに訪れてみてはいかがでしょうか。