12月12日(土)より公開となる
山田洋次監督の83作目となる最新作『母と暮せば』(
hahatokuraseba.jp)がタワーレコードとコラボレーションを果たし、おなじみの意見広告シリーズ「NO MUSIC, NO LIFE.」に山田洋次監督と同作品の音楽を手がける坂本龍一が登場することが決定しました。
1949年8月の長崎で助産婦として暮らす母と、そこに現れた原爆で亡くなったはずの息子の“亡霊”が過ごす奇妙で幸せな日々を描いた山田監督にとって初のファンタジー作『母と暮せば』。広島を舞台に原爆で亡くなった父の亡霊と暮らす娘の姿を描いた井上ひさしの名作『父と暮せば』を踏襲した作品で、長崎を舞台にした“対となる物語”をつくりたいと井上本人が発言していたことをきっかけに、終戦70年となる今年、製作が実現。
同映画には、母・伸子役の
吉永小百合、息子・浩二役の
二宮和也のほか、前作
『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した
黒木 華ら豪華キャスト陣が参加。さらに、先日リリースされた沖縄女性唄者4人グループ、
うないぐみとのコラボレーション・チャリティ・シングル
「弥勒世果報(みるくゆがふ)-undercooled」も好評の
坂本龍一が山田作品に初参加することでも話題となっています。
1996年から音楽そのものを応援するためにスタートし、2008年からはアーティストが音楽(MUSIC)と世の中(LIFE)との接点を語る意見広告シリーズとして定着したタワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」。このシリーズになって以降、映画監督としてアーティストが登場するのは初。二人のメッセージも掲載したポスターが11月17日(火)より全国のタワーレコード全86店にて約2ヵ月間展開される予定です。なお、
『「母と暮せば」オリジナル・サウンドトラック』は、公開直前の12月9日(水)にリリースが決定しています。
■12月12日(土)全国ロードショー
『母と暮せば』hahatokuraseba.jp監督: 山田洋次
脚本: 山田洋次 / 平松恵美子
製作: 「母と暮せば」製作委員会
制作・配給: 松竹株式会社
出演: 吉永小百合 / 二宮和也 / 黒木 華 / 浅野忠信 / 加藤健一 / 広岡由里子 / 本田望結 / 小林稔侍 / 辻 萬長 / 橋爪 功
(C)2015「母と暮せば」製作委員会