カナダ出身の伝説のジャズ・ジャイアンツと言えば、そうですオスカー・ピーターソン!!(写真はMPS時代の超名盤『メロウ・ムード』)　40年代から活躍する世界的巨匠ピアニストで、前人未到の超早弾きでユーモアと歌心を表現する唯一無二の存在。そんな彼が今年来日公演を行なう事はもう御存知でしょうか？ いくら親日家として知られるピーターソンとはいえ、年齢を考えても、おそらく最後の来日になりそうなだけに、絶対に観ておくべきだと思われます!!　
　今回の来日を記念して、また日本・カナダの交流75周年を記念して、ピーターソンの作品が、ぞくぞくリリースされます!! まさに祭りです!! まずは公演情報からご紹介しましょうね!!

10/4　東京国際フォーラム　ホールA
10/6　札幌コンサートホール　キタラ　大ホール
10/10　大阪フェスティバルホール
10/12　東京国際フォーラム　ホールA(追加公演)

出演：オスカー・ピーターソン
オープニング・アクト：上原ひろみ
総合問い合わせ　ジェイイーシーインターナショナル

　そして日本・カナダの交流75周年を記念する第一弾はコレ。VerveやMPSなど、特に人気の高いレーベルから、ピーターソンの代表的な名演を集めたベスト・アルバム『プリーズ・リクエスト・アゲイン』(UCCU-1040 \2,500(税込))。「ガール・トーク」や「ナイト・トレイン」など世界遺産級の名演ばかりなので、入門者の方にはピッタリですぞ。また玄人クラスを納得させるのが、同時発売となる『ライブ・アット・ブルーノート』(UCCT-1101〜4 \4,800(税込))。コチラは1990年にニューヨークのブルーノートで行なわれたライヴの模様を収録した4枚の作品（『リユニオン・アット・ブルーノート』/『サタデイ・ナイト・アット・ブルーノート』/『ラストコール・アット・ブルーノート』/『アンコール・アット・ブルーノート』）をボックス・セットに集約して、お求めやすいコスト・パフォーマンスで提供する素敵なアイテム。パーソナルは言うまでもなくオスカー・ピーターソン(p)の他、ハーブ・エリス(g)レイ・ブラウン(b)ボビー・ダーハム(ds)といった歴代のピーターソン・ファミリーがずらり揃った素敵なバンドですので、近年のピーターソンを聴いてない方も、これを機にぜひお求め下さい!!
　そしてDVDまで出ちゃうんだから凄いですよね!? 久々の映像作品となる『ウィーンの夜』(UCBC-9006 \3,990(税込))は昨年、ベーゼンドルファー創立175周年を記念して、ウィーンで行なわれたライヴを完全収録したもの。バックもウルフ・ワケニウス(g)やニールス・ペデルセン(b)など、ヨーロッパならではの渋い面子が嬉しいかぎり!!　
　ご紹介した商品はすべて9月8日発売予定。すべてを揃えて、ピーターソンを迎えようではありませんか!!