月刊コミック誌『ヤングエース』にて連載中で、〈このマンガがすごい！〉に3年連続、〈マンガ大賞〉に2年連続でランクイン果たすなど高く評価される三部けいの『僕だけがいない街』。1月よりフジテレビ系“ノイタミナ”枠にて放送がスタートしたアニメ版も注目を集めるなか、3月19日（土）に公開される実写映画版の主題歌に栞菜智世（かんな ちせ）が歌う「Hear〜信じあえた証〜」が抜擢、本楽曲でユニバーサルミュージックからメジャー・デビューを果たすことが発表されました。

　「Hear〜信じあえた証〜」はYUKIやJUJU、Superflyらの作品でも知られるagehasprings（www.ageha.net）代表・玉井健二が手がけており、彼女の歌声について「初めて知る痛みのような感触と、ずっと待ちこがれていたような響きが混在する掛け値なく唯一無二と呼べる歌声。」と絶賛。デビューに向けて1年以上もの期間ボイストレーニングを行なってきたという栞菜本人は、「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります。ただ、同じくらいの不安もあります。とにかく精一杯頑張ります。」とコメントしています。

　時間が巻き戻る“リバイバル”という現象に巻き込まれた主人公が、現在（2006年）と過去（1988年）のふたつの世界を行き来しながら連続誘拐殺人事件の謎と真犯人に迫る本格ミステリーにして、優しさとせつなさに満ちあふれたドラマティックな感動作として多くの映像化を望む声を集めていた『僕だけがいない街』。『いま、会いにゆきます』『世界の中心で、愛をさけぶ』といった大ヒット作を手がけてきた春名 慶がプロデューサーとなり、TBS系ドラマ『天皇の料理番』で数々の賞を受賞した平川雄一朗監督によって実写化が実現、藤原竜也や有村架純ら豪華キャストが集結した注目作となっています。

　今回の発表にあわせ、映画のポスターと予告映像も公開。予告映像には、「Hear〜信じあえた証〜」の音源も使用されています。