1月27日（水）に1stアルバム『Nothing Much Better To Do』（1994年）がリマスタリング仕様＆未発表ヴァージョンを多数収録した新装パッケージで発売された藤原ヒロシ。同作がリリース第1弾となった、ビクターエンタテインメントによるデラックス・エディション・シリーズ「TOKYO LOCAL CLASSICS」に、2ndアルバム『HIROSHI FUJIWARA in DUB CONFERENCE』（1995年）と3rdアルバム『“Yuri”Original Soundtrack』（1996年）が追加され、3月23日（水）に発売決定。

　『Nothing Much Better To Do』から半年あまりで発売された『HIROSHI FUJIWARA in DUB CONFERENCE』。今回のデラックス・エディションに際し、アルバムの制作過程で録音されていた「UNTITLED」の正式収録ほか、UAがヴォーカルをつとめた未発表ヴァージョンを含む4つの「SWEET VIBRATIONS」などリミックス音源がDisc 1に追加収録。そしてDisc 2は、収録曲をリズムレスで新たにミックスした“MINIMUM”ヴァージョン。

　『“Yuri”Original Soundtrack』は、TVドラマ『東京ラブストーリー』や現在放送中の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で知られる坂元裕二監督の映画処女作『ユーリ』のサウンドトラックとして制作された作品で、ジャニス・イアンやフィービ・スノウ、中西俊夫（PLASTICS / MELON / LOVE TKO ほか）、UAといったヴォーカリストと、リアレンジに小山田圭吾が参加。デラックス・エディションにはアルバムのダイジェスト・ミックス「MEGA MIX」など、当時カセットテープのみで販売された音源やアナログ盤のみに収録されたヴァージョンなどに加え、完全未発表曲「ST.JAZZ」が収められています。

　なお、TOKYO LOCAL CLASSICSは、『Nothing Much Better To Do』デラックス・エディションのLP盤を3月9日（水）に（HMV record shop渋谷のみ3月2日より先行販売）、3月23日にはPLASTICSのオリジナル・アルバム3作を発売することも決定しています。