グルジア(現ジョージア)から彗星のように登場したピアニスト、
カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)が、4枚目となる最新アルバム
『カレイドスコープ』(SICC-30260 2,600円 + 税)を2月10日(水)にリリースします。
ブニアティシヴィリは、まだ20代前半という若さながら、
マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)や
ギドン・クレーメル(Gidon Kremer)、
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi)といったアーティストから惜しみない賞賛を送られ、ウィーン楽友協会からは2011 / 2012のシーズンにおける“ライジング・スター”にノミネートされた気鋭のピアニスト。2011年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、同年春に生誕200年を祝う
フランツ・リストの作品集
『リスト・アルバム』でデビューしました。
来日を記念してリリースされる今回のアルバムには、すべて巨大管弦楽のヴァージョンも存在するピアノ曲3題を収録。ブニアティシヴィリはもともと極めて色彩的なピアニズムを特色としており、今回の選曲はまさに彼女にうってつけのものといえるでしょう。技巧的にも難易度が非常に高いこれらの曲を、ブニアティシヴィリはカラフルに彩った表現で万華鏡のように描写しています。