80年代〜90年代半ばに日本で劇場公開されるも、これまで一度もDVD化されることのなかった
『炎の少女チャーリー』(1984年)、
『タンク・ガール』(1995年)、
『クロールスペース』(1986年)という“隠れた名作”3作の初Blu-ray&DVD化が決定、2016年5月18日(水)に発売されます。
『炎の少女チャーリー』は、
スティーヴン・キングの大ベストセラー『ファイアスターター』を名プロデューサーである
ディノ・デ・ラウレンティス製作総指揮のもと映画化した作品。政府の薬物実験を受けた両親から生まれ、パイロキネシス(自然発火)能力を身につけた少女が、軍事利用を企む組織に追われるというSFサスペンスとなっており、主人公の少女“チャーリー”を演じるのは、かの
ドリュー・バリモア。
『E.T.』(1982年)で主人公の妹役をつとめ一躍天才子役として世界中で注目される中、その次に公開されたのが初の主演作となる本作です。なお2002年には“続編”として事件の10年後を描いたTVムービー
『炎の少女チャーリー: REBORN』が製作されており、2014年には“20年後”を描いたTVドラマ企画が進んでいることが報道されています。
また、巨大彗星の衝突でほぼ壊滅した地球で、水を牛耳る大悪党たちと戦車で闘いを繰り広げるスパンキーなヒロインの活躍を描いたSFアクション『タンク・ガール』(
『ハートブルー』の
ロリ・ペティ演じるヒロインと共に悪党と戦うさえない黒髪のメガネ女性は
ナオミ・ワッツ)、
ナスターシャ・キンスキーの父としても知られる
クラウス・キンスキーが、通気口を自由に移動し借人の美女たちを覗き見るアパートのオーナーを怪演した異色のサスペンス『クロールスぺース』と、いずれも個性の際立つ名作揃いです。
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