視聴覚を横断した素材をカットアップして見せる独特の手法、劇場に囚われない軽やかなフットワークの上演スタイルなどで注目を浴びている今野裕一郎主宰の気鋭演劇ユニット「バストリオ」(busstrio.com)が、2月19日(金)から21(日)までの3日間、東京・外神田「3331 Arts Chiyoda」(www.3331.jp)B104にて公演〈バストリオの野性 vol.2「SELF AND OTHERS」〉を行います。
バストリオが異ジャンルのクリエイターとのコラボレーションで作り上げる企画“バストリオの野性”の第2弾となる〈バストリオの野性 vol.2「SELF AND OTHERS」〉。写真家・牛腸茂雄の写真集「SELF AND OTHERS」から佐藤 真監督のドキュメンタリー映画『SELF AND OTHERS』へと受け継がれたタイトルを冠し、“境界線”をテーマに製作された今回は、矢内原美邦率いるダンス・カンパニー「ニブロール(Nibroll)」(www.nibroll.com)よりダンサー・小山衣美が登場。〈vol.1〉でのコラボレーターに起用されたシンガー・ソングライター、滝沢朋恵も出演陣に名を連ねており、本公演のために楽曲を書き下ろしています。
なお、初日19日(金)の初回公演(16:00〜)は、映像作家・和久井幸一をはじめとする撮影陣が本番の記録映像を撮影する中で行われる特別公演。20日(土)の14:30の回および18:30の回終演後にはアフタートークも予定されており、批評家・佐々木 敦の登壇が決定。また、20日の上演前(12:00〜)には今野裕一郎がメガフォンを執ったドキュメンタリー映画『3人、』の上映会も予定されています。詳しくは〈バストリオの野性 vol.2「SELF AND OTHERS」〉特設サイト(selfandothers.strikingly.com)にてご確認ください。
「SELF AND OTHERS」というタイトルは佐藤 真さんによる写真家・牛腸茂雄さんのドキュメンタリー映像のタイトルに由来しています。