シンガー・ソングライターの
角松敏生が、自身のデビュー35周年を記念した“リテイク”アルバム
『SEA BREEZE 2016』を2016年3月16日(水)にリリースします。今作のジャケットは1981年のデビュー当時に撮影された写真をベースに、角松が“当時こう表現したかった”という色合いへと修正されたもの。また、ブックレットの中面とアーティスト写真も当時と同じ場所である神奈川・葉山のLA MAREE DE CHAYA(現在改装中、3月下旬再オープン)にて撮影されています。
1981年にリリースされたデビュー・アルバム『SEA BREEZE』のアナログマルチマスターテープを完全にデジタルアーカイヴし、
村上“ポンタ”秀一、
斉藤ノブ、
鈴木 茂、
後藤次利、
パラシュート、
佐藤 準、
ジェイク・コンセプション、
EPO、
浦田恵司ら名だたるミュージシャンのバックトラックはそのままに、歌と付随する各種コーラス・パートを角松が再レコーディングした『SEA BREEZE 2016』。初回盤のボーナストラックには、“アルバムの収録時間が長く、レコード音質が悪くなってしまう”という問題により収録曲から外されたという、角松が17歳当時に覚えたてのジャズ・コードを使ってボサノバ・ライクな曲に挑戦しようと試みた未発表音源「Last Summer Station」に新たに歌を吹き込んで収録しています。
「未熟で嫌で仕方なかった歌を今のスキルでやり直せるということが本当に刺激的で、楽しかった」と角松自身も語る『SEA BREEZE 2016』。
初回盤は、世界初のマスター型レーザーターンテーブル(集光された光が表面の信号起伏を読み取る機械)で当時の『SEA BREEZE』の未使用アナログLPを読み取り、レコードの良さを最大限に引き出したリマスタリング盤CDとの2枚組となっています。