3月19日(土)、東京・新木場 STUDIO COASTにて開催される音楽を中心としたイベント〈Alternative tokyo vol.3〉の
ピーター・バラカンと野間易通による“Talk Sessin”のテーマが発表されました。気になるそのテーマは「MUSIC AGAINST HATE〜反差別と音楽〜」。
昨今日本でも大きな社会問題となっているヘイトスピーチ。路上での対抗デモを行う人々にはラッパーの
ECDや吉野 寿(
イースタン・ユース)や
中川 敬(
ソウル・フラワー・ユニオン)ら多くのミュージシャンが参加し、ほかにも音楽関係者やアーティスト、あるいは音楽ファンが数多く存在しています。このことから、音楽を通じてヘイトやレイシズムの存在を身体で学んできた音楽ファンが多いことが想定されています。
人種や民族の壁を越えて人と人を結びつける音楽もあれば、ヘイトを扇動するための音楽もある。どんな音楽にどうやって出会い、それがどんな意味でヘイトと闘う武器になったのか。今回の〈Talk Session〉では「MUSIC AGAINST HATE〜反差別と音楽〜」を題材に、それぞれの音楽感を交えながらトークを展開していきます。
ブルーズやセカンドライン、あるいはモッズ、アフロビートにいたるまで人種差別やヘイトに抵抗することで豊潤な文化を形づくってきた多くの音楽を紹介し、音楽ファンに多大な影響を与えて来たブロードキャスターのピーター・バラカンと、かつては「ミュージックマガジン」「コンポジット」の編集者であり、金曜官邸前抗議を主宰する“首都圏反原発連合”の立ち上げに参画するなど社会活動家としても著名な“Counter-Racist Action Collective”の野間易通を迎えて、実際に曲をかけながらヘイトに抗う音楽を探っていくトーク・セッションです。
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Alternative tokyo vol.3www.creativeman.co.jp/artist/2016/03alttokyo2016年3月19日(土)
東京 新木場 STUDIO COAST
開場 13:00 / 開演 14:00
前売 6,000円(税込)
[music]
ジム・オルーク / フアナ・モリーナ / cero / Phew / KIMONOS / 大森靖子 / VIDEOTAPEMUSIC / フロー・モリッシー / te'
[talk session]
ピーター・バラカン x 野間易通
[art]
Shu-Thang Grafix / 和田 永“ELECTRONICOS FANTASTICOS!”