今年6月、このコンビとしては2年ぶりの来日公演を行なう
レナード・スラットキン(Leonard Slatkin)指揮
フランス国立リヨン管弦楽団(L'Orchestre National de Lyon)が、特別公演“CINEMA MUSIC CONCERT J.ウィリアムズ×S.スピルバーグ”を6月27日(月)大阪・フェスティバルホール、6月29日(水)東京・渋谷 NHKホールで開催します。
本公演は、通常のクラシック音楽の公演に加えて、東京と大阪でのみ行われる特別公演。2015年6月に仏リヨンで行なわれた企画と同一のもので、海外では初の実施となります。
『ジュラシック・パーク』や
『E.T.』、
『インディ・ジョーンズ』、
『ジョーズ』など、
J.ウィリアムズが楽曲を担当した
S.スピルバーグの数々の名作の主要曲が生演奏で披露されます。
リヨンは、映画の父・
オーギュスト&
ルイ・リュミエール兄弟の出身地であり、世界初の実写映画が撮影された“映画発祥の地”。“映画ミュージアム”を観光の目玉のひとつとしています。そして指揮者スラットキンの両親は、父が20世紀フォックス・スタジオ・オーケストラのコンサートマスター / 指揮者 / アレンジャー、母がワーナー・ブラザーズ・スタジオ・オーケストラの第一チェリストで、両親共にハリウッド弦楽四重奏団を創設した人物です。このような環境で育ったスラットキンは、20世紀のアメリカ音楽シーン真っ只中で、映画音楽制作のプロに囲まれて育ちました。本公演では、映画、そしてハリウッドにゆかりのあるこのコンビならではの説得力ある演奏を体感できるでしょう。