昨年はベスト・アルバム『イン・タイム：ザ・ベスト・オブ・R.E.M.1988-2003』(写真)を発表してメジャー・レーベル移籍後の活動を総括した、R.E.M.。インディーズ時代と何ら変わらない音楽に対する姿勢を改めて認識させてくれた、なかなかの好盤でしたが、やはりファンならば、こちらの方のリリースを望んでいたはず。そう、前作『リヴィール』から約3年ぶりとなるニュー・アルバムが、ついにリリースされようとしているのです！

　様々な海外メディアが先日報じたことによれば、まだアルバム・タイトルなどは決定しないものの、リリースは10月5日(US)を予定しているとのこと。またUKでは先行シングル「Leaving New York」も9月27日にリリースされる予定です。なおアルバムには他にも、イラク戦争前に書かれた「Final Straw」や、99年にシアトルで起こった世界貿易機関閣僚会議に対する暴動にインスピレーションを受けた「I'm Gonna DJ」などが収録される模様。時期が時期なだけに、かなり政治色の強い作品となりそうですね？